7月29日 今日は、山本氏と白峰へ向かう。朝遅い出発なので午後からの釣りである。入る予定の谷は大杉谷だ。しかし、入渓地点には1台の車が止まっている。駄目かと車の中を見ると釣りではなさそうである。ともかくも、予定通り谷目指して下ることにした。谷に降り立てすぐに右手より支谷が流れ込んでいる。本流を離れこの支谷に入ることにする。20分ほど上がると当たりが出始め25cm級が4匹ほど釣れる。そして、行く手に魚止めと思われる滝が現れる。その手前の淵で山本氏が仕掛けを入れる。すぐに反応があり、合わせるが早過ぎたのでうまく掛からない。空合わせのため糸が絡んでしまう。氏は、僕に交代を促す。氏と反対側より仕掛けを流すと、目印が止まる。しかし、直ぐには合わせない。1秒ほどおいて軽くあわせる。以外にも重い引きだ。大物に違いない。慎重に近くの岩場に引き上げる。でかい。計測すると、35cmもあるではないか。氏に申し訳ないことをしてしまった。こんな大物と分かっていたならば、決して交代などしなかったのに。 時間も無いので竿を仕舞い、今日の宿である「民宿つるの」に急いだ。 |